旅先点描

Roshi&Takaによる旅先での一コマです。

南足柄 「最乗寺の池モミジ」

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2009年11月15日、神奈川県南足柄市にある大雄山最乗寺へ行った。
この最乗寺は夏の紫陽花と並んで紅葉が有名な寺である。
天気予報は『この日を逃がしたら当分は天気の良い日は無い』とのご託宣。
実に澄み切った快晴に恵まれた。
七五三を祝う参拝客も多く駐車場はすでに満車に近い状態だった。
境内の入り口に立つと大木が見事な紅葉を広げている。
まるで寺を見守り訪れる人々を見守っているようでもある。
最乗寺の紅葉狩りでお勧めしたいポイントは池である。
そしてその池は本堂手前の階段下にある。
よく晴れた日には色づいたモミジが小さな池の表面に映り込む。
まさに「見上げてモミジ、見下ろしてもモミジ」なのである。
時間の経過と共に日が回るので映り込みが見られる時間は限られる。
丁度昼頃だったがこの昼前後が一番の見頃じゃないかと思われる。

   「足下に秋一面の水鏡」

袋田 「滝で?の展望台」

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2001年11月25日、ドライブで袋田の滝へ行った。
駐車場から飲食店や土産物店が並ぶ道を7~8分も歩けば滝入口に到着する。
そこからはトンネルになっており大人百円の通行料を払って展望台に進む。
トンネルに入って少しすると展望台の表示が手前と先にある。
そこで先ずは手前の展望台に行った。
だが、???なのである。
滝は見えず、多少の樹木が見える程度で他に何かが見える訳でもない。
Takaさん曰く「先にある展望台の滝の眺めを一層のものにするための演出ではないか」
ズバリであった。
演出効果を狙ったかどうかは分からぬが“本当”の展望台からの眺めは見事である。
そして、とても滝が近い。
滝の飛沫が降り注いでいる。
この滝は別名を「四度の滝」と言うそうである。
四段になって落ちているから、或いは春夏秋冬のそれぞれの季節毎に楽しめるから。
そのような理由でこの別名が付いている。
確かにどの季節に行ってもそれぞれの趣を楽しめそうである。

  変わり行く四季と交わる滝の音

京都 「鴨川納涼床」

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2006年8月12日、京都へ出掛けた。
直前にRoshiが椎間板ヘルニア(腰痛)を患ってしまいヒーヒー言いながらの旅行になった。
旅行の中止も考えたがこの時のテーマが 『夏の京都を食す』 なので逃す訳にはいかない。
痛い足を引き摺りながら新幹線に乗った。
観光地巡りも予定していたが定期観光バスにはTakaだけが乗車した。
Roshiはホテルのチェックアウトを延長してベッドにて専ら腰の養生に励むことになったのである。
その日の夜は夏の京都の名物 “納涼床” の予約をしてあった。
テレビの旅番組などではお馴染みの “床” である。
店は先斗町の料理屋 「都」 で床の予約はまだ日が沈まない5時にした。
Roshiはホテルから、Takaはバス巡りの観光地からそれぞれ店に向かい落ち合った。
納涼には少し早いのだが黄昏時から夜に至るまでの移り変わりを楽しみたかったからである。
一番客の我々は直ぐに鴨川べりの床に通された。
床から眺めてみると川べりの店はズラリと床を設え、納涼客を招いている。
そして鴨川の流れに沿って鴨川名物の “等間隔のアベック” も見られる。
そうこうしている内に料理が運ばれて来た。
流石に京都と思わせる洒落た演出が料理にも器にも見られる。
殊に鱧は美味である。
今では何処でも食すことができて珍しくなくなった鱧である。
だがやはり伝統に裏打ちされた技や拘りは古都ならではと感じさせられる。
飲み物もビールから日本酒そして焼酎へと変わり、黄昏も夜へと移る。
床下には鴨川が床の灯りを映して流れていく。
お酒に火照った心と体に川風は真夏の酷暑と現実を暫し忘れさせるように吹き去って行った。

    納涼の灯りに恋を映す川

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~2012/06/30
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